公開日2025.8.8
アウトドアに向いている車は?選ぶ際のポイント・おすすめの車種をご紹介

アウトドアをもっと充実させたいなら、車もアウトドアギアの1つと考え、利用シーンに合った車を選ぶことが大切です。アウトドアに適した車であれば、キャンプ用具をたくさん積み込めたり、シートアレンジによりフルフラットベッドを作れたり、不整地でも走行しやすかったりと、街乗り用の車にはない特徴があります。今回は、アウトドア向けの車を選ぶ際のポイントやおすすめの車種などをご紹介します。
どう遊ぶ?アウトドア向けの車を選ぶ7つのポイント

アウトドアを楽しみたいといっても、車選びに正解はありません。車種ごとに特徴や得意なシーンがあるため、以下のチェックポイントを確認しながら、ご自身の利用シーンにぴったり合う車を探してみてください。
タイプごとの特徴を確認
まだご自身の欲しい車のイメージがあまりついていないのなら、車のタイプから絞り込むのがおすすめです。
SUV(Sports Utility Vehicle)は、スポーティな走りやアウトドアを楽しむのに適したタイプです。明確な定義はありませんが、高めの車高によるオフロード走破性能、多くのアウトドアギアを積み込めるラゲージスペースなどを特徴としています。
家族など大人数で乗ることが多いなら、乗車定員が多く荷物も積み込めるミニバンもおすすめです。ミニバンの中にも、利用人数やシーンに合わせてさまざまなサイズの車種があります。
何人で出かける?
主に何人でアウトドアに出かけたいかは、車選びにおいて非常に重要なポイントです。ソロや少人数でのアウトドアが多いのであれば、ワゴン車や小型のSUVが適しているかもしれません。4人以上が多いのであれば、中型以上のSUVや、日常使いも視野に入れたミニバンも選択肢となります。
アウトドアギア、どのくらい持っていく?
どのくらいのアウトドアギアを持っていくかどうかも、車選びのチェックポイントです。車種ごとに積載できる最大容量や、シートアレンジによる使い勝手が異なります。
どこまで出かける?
どこまで出かけたいかによっても、適した車が異なります。近場が多く、日常使いのほうにウェイトが大きいのであれば、利用人数に合ったミニバンやコンパクトカーも選択肢に入ります。長距離ドライブが多くなるなら走行性能に優れたSUVが選択肢となり、車種によってどこまで走れるかが異なってきます。
シートアレンジ、どこまで欲しい?
どの車もシートアレンジによって利用シーンを変えることができます。シートアレンジはアウトドアにおける使い勝手に大きく影響するため、こだわって選ぶのがおすすめです。例えば、シートアレンジによって乗車定員・積載量はどう変わるか、アレンジは大変じゃないか、フルフラットにできるかなどのチェックポイントがあります。
アウトドア家電、使う?
キャンプなどのアウトドアシーンでは、停車中に家電を使うシーンも多くなります。車によっては、停車中でも電源を供給できるタイプもあるため、アウトドア家電を多く使う場合は給電能力に注目してみるのもおすすめです。
少し濡れても大丈夫?
シートに防水・防汚加工がなされていれば、少し濡れた状態で車内に戻ったり、汚れた荷物を積み込んだりしても簡単に掃除することが可能です。こうした細かい使い勝手がアウトドアにおける快適性を左右するため、こだわりたいポイントと妥協できるポイントをよく検討することが大切です。
なお、防水シートカバーなどは販売店オプションとしても用意されており、購入時に追加することも可能です。
アウトドア向け車のおすすめ7選
ここからは、アウトドアを思いっきり楽しみたい方におすすめの車を7選ご紹介します。
カローラ ツーリング

「カローラ ツーリング」は、カローラシリーズの中でも「出かける楽しさ」を追求したワゴンタイプの車です。カローラシリーズの中でも特に積載量に優れ、大きいキャンプ用具でも楽々と積み込めます。また、乗員が移動中も快適に過ごせるための工夫が随所に施されており、広い車内でゆったりと過ごせます。非常時給電機能を備えた車内電源システムも、アウトドアにおいては非常に重要な装備品です。
カローラ クロス

「カローラ クロス」は、カローラシリーズの中でもアクティブなスタイルを楽しめるSUVタイプの車です。SUVらしい力強いフォルム、都会やフィールドを問わずに快適に走れる走行性能、快適なドライビングを支援するコックピットのデザイン、安心・安全なアウトドアのための先進的な安全機能などを有しています。ラゲージスペースの容量も十分で、メーカーオプションにて外部給電アタッチメントを取り付けることも可能です。
RAV4

「RAV4」は、どんなオフロードでもタフに走行しどこまでも行くことを目指したミドルサイズのSUVです。クロスカントリーの風格を持つタフな外観はパワフルな走りを予感させ、最新のシステムにより非常に高い走破性能を誇ります。プラグインハイブリッド車の設定により、パワフルな走りと優れた環境性能を両立。EV走行距離も改善し、遠出にも適しています。大容量のラゲージスペースは長尺物でも楽々と入り、どんなアウトドアも妥協なく楽しめます。
なお、RAV4は全グレードで4WDまたはE-Four(電気式4WD)を採用しており、悪路や雪道などのさまざまな路面状況でも安定した走行が可能です。
ランドクルーザー シリーズ

「ランドクルーザー」は、“陸の巡洋艦”の異名を持つ本格オフローダーです。トヨタのSUVの中でも悪路走破性が非常に高く、頑丈で壊れにくいラダーフレーム、スムーズなダウンヒル・アップヒル走行、険しい傾斜も走破する対地障害角、700mmまでの渡河性能、スタックしても楽々抜け出せるタイヤコントロールなどが特徴です。ランドクルーザーには、特にアウトドアでの使用を想定した「70」、優れたバランスと機能美が特徴の「250」、力強さと品格を併せ持った「300」の3シリーズが展開されています。
ハイエース

「ハイエース」は、人やモノを運ぶために特化した車です。主に10人乗りで大人数が移動することに特化した「ワゴン」タイプと、非常に広い車内スペースをカスタマイズしやすい「バン」タイプがあります。なかでも、ハイエース バンはアウトドアを楽しむユーザーから高い支持を集めています。もともとは商用車として設計されているため、広大な荷室スペースや高い耐久性を備えており、キャンプ用具の積載や車中泊仕様へのカスタムに最適です。グレードやボディサイズのバリエーションも豊富で、自分のライフスタイルに合わせた仕様を選べるのも魅力です。
ノア

「ノア」は、日常使いはもちろん、アウトドアにもおすすめのミドルクラスミニバンです。週末は家族でアウトドアに出かけたいという場合に非常におすすめで、両手が塞がっていてもドアを開けられるハンズフリーデュアルパワースライドドア、子どもの乗り降りにも便利なユニバーサルステップ、荷物に合わせてアレンジしやすいシートなど、家族でお出かけするのに適した機能が多く搭載されています。
シエンタ

「シエンタ」は、乗り心地や日常使いしやすいサイズ感、見るたびに愛着が湧くようなフォルムが特徴のコンパクトなサイズのミニバンです。比較的少人数でアウトドアに出かけるという場合におすすめで、シートアレンジにより大型のキャンプ用具でも積み込めます。
まとめ
車はただの移動手段ではなく、キャンプや海水浴、スキーなどのレジャーを楽しむための重要なアウトドアギアにもなりえます。本記事でご紹介した車選びのポイントやおすすめ車種を参考に、ぜひご自身に合う車を探してみてください。
トヨタカローラ広島では、各車両の試乗を行っています。気になる方は以下ページから詳細をご確認ください。
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