公開日2026.6.30
進化した新型ハイラックスをチェック!デザイン・走行性能・装備を徹底解説
2026年5月、トヨタの人気ピックアップトラックであるハイラックスシリーズに、9代目となる「新型ハイラックス」が登場しました。
2015年に発表された8代目から、実に10年ぶりとなるフルモデルチェンジが大きな注目を集めています。
今回は、新型ハイラックスの洗練されたデザインや圧倒的な走行性能、最新の安全装備、気になる燃費について徹底解説します。
「従来モデルからどこが変わった?」と気になっている方や、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
ハイラックスがフルモデルチェンジで大幅進化
長年にわたり世界中で支持されてきたハイラックスが、10年ぶりにフルモデルチェンジを実施しました。
まずはフルモデルチェンジの概要や、従来モデルとの違いをご紹介します。
フルモデルチェンジの概要
新型ハイラックスは、2025年11月に世界初公開された9代目モデルです。
トヨタは「Tough and Agile(タフ&アジャイル)」をコンセプトに、耐久性や実用性に加え、現代的なデザインや先進技術を採用しました。
欧州やアジア市場では2025年末から順次販売が開始され、日本市場では2026年5月に発売されています。
今回のフルモデルチェンジでは、従来モデルの強みであった耐久性や悪路走破性を維持しながら、日常使いでの快適性や先進性が大幅に向上しています。
新型ハイラックスの価格とグレード・スペックを徹底比較
新型ハイラックスは、「Z」とZをベースに専用エクステリアを採用した「Z “Adventure”」の2つのグレードが用意されています。
それぞれの価格とスペックは、以下の通りです。
| グレード | 価格 |
| Z | 4,980,800円(税込) |
| Z “Adventure” | 5,500,000円(税込) |
| スペック | 「Z」「Z “Adventure”」共通 |
| パワーユニット | 2.8L |
| 駆動 | 4WD |
| 乗車定員 | 5名 |
| 燃費(WLTCモード) | 11.9km/L |
| 全長 | 5,325mm |
| 全幅 | 1,885mm |
| 全高 | 1,865mm |
新型ハイラックス(Zグレード)は、従来モデルと比べて全長がわずかにコンパクトになった反面、全幅と全高が拡大され、より力強く存在感のあるスタイリングへと進化しました。
ボディサイズの変更によって室内空間にゆとりが生まれたものの、最大積載量やホイールベースといったピックアップトラックとしての基本骨格・実用性はしっかりと維持されています。
迫力あるデザインと快適性を実現しながらも、優れた積載性や取り回しの良さを維持している点が新型モデルの魅力だといえるでしょう。
従来モデルとの主な違い
フルモデルチェンジにおける最大の変更点は、デザインの刷新と先進装備の充実です。
エクステリアはより力強く洗練された印象となり、インテリアもデジタル化が進みました。
従来モデルとの主な違いは、以下の通りです。
| 項目 | 従来モデル | 2026年改良モデル |
| ステアリング | 油圧式パワーステアリング | 電動パワーステアリング(EPS) |
| 安全装備 | Toyota Safety Sense | Toyota Safety Sense(最新世代) |
| エクステリア | 力強さを重視したデザイン | 「Tough × Agile(タフ×アジャイル)」をコンセプトにデザインを刷新 |
| インテリア | アナログ中心のデザイン | デジタルメーターや大型ディスプレイを採用 |
| グレード | 「Z」 「Z GR SPORT」(※廃止) |
「Z」 「Z Adventure」(※新設定) |
従来モデルでは油圧式パワーステアリングが採用されていましたが、新型では全車で「電動パワーステアリング(EPS)」が採用されていて、街中での取り回し性能や運転時の負担軽減が期待できます。
安全装備についても大幅な強化が行われ、最新世代の「Toyota Safety Sense」や「運転支援機能」を搭載しています。
デザインや装備の進化によって、アウトドア用途だけではなく日常使いにも適したモデルへと進化しています。
発売時期や注目ポイント
日本仕様の新型ハイラックスは、2026年5月28日に発売されました。
国内向けモデルには「2.8Lディーゼルエンジン」が搭載され、高い耐久性と力強い走りを実現しています。
また、世界市場では初のBEVモデルが設定され、今後は水素燃料電池モデルの投入も予定されています。
新型ハイラックスの登場は、ピックアップトラック市場においても電動化が進んでいることを示しているといえるでしょう。
今後のラインアップ拡充にも期待が集まっており、世界的にも注目度の高いモデルになっています。
新型ハイラックスのデザイン
新型ハイラックスは、ピックアップトラックらしい力強さを維持しながら、より洗練されたデザインへと進化しました。
エクステリアだけでなくインテリアの質感も向上しており、日常使いにも適した快適な空間が実現されています。
新型ハイラックスの特徴として、まずはデザイン面の主な変更点をご紹介します。
力強さが増したフロントフェイス
新型ハイラックスのフロントデザインは、従来モデルよりもさらに存在感を高めています。
大型のフロントグリルやシャープなLEDヘッドライトを採用し、オフロード性能の高さを感じさせる力強いスタイルに仕上げられています。
新型ハイラックスは、ピックアップトラックらしい無骨さを残しながらも、デザインに都会的な洗練さが加わった点も特徴です。
従来モデルと比較して存在感がさらに高まっており、アウトドアシーンだけでなく街中でも目を引くデザインに仕上がっています。
デザイン性と実用性を兼ね備えたエクステリア
新型ハイラックスはダブルキャブ(乗車スペースが前後2列ある仕様)を中心に展開され、全体的なプロポーションも見直されました。
ボディの剛性感を強調するフェンダーデザインや、新設計のバンパーなどが採用されたことで、より迫力のある外観となっています。
また、乗降性を高める「ステップ付リヤバンパー」や「デッキステップ」、「サイドステップ」が標準装備されており、デザイン性と実用性の両立が図られています。
見た目の迫力だけではなく、荷物の積み下ろしや乗降のしやすさにも配慮されている点は、新型ハイラックスならではの魅力といえるでしょう。
上質感が向上したインテリアデザイン
インテリアは、従来モデルから大きく進化しました。
高級感のあるミネラルカラーの内装には上質な素材が積極的に使用されており、SUVに近い快適な室内空間が実現しています。
また、インパネ(インストルメントパネル)には12.3インチの大型ディスプレイやデジタルメーターを採用し、操作性と視認性を向上。
物理スイッチも適度に残されているため、オフロード走行時でも直感的に操作しやすい設計になっているという点も特徴です。
ピックアップトラックでありながらSUVに近い快適性を実現しているため、長距離ドライブや日常利用でも快適に過ごすことができます。
新型ハイラックスの走行性能・燃費
ハイラックスの魅力である優れた悪路走破性はそのままに、オンロードでの快適性や燃費性能も向上しています。
新開発のパワートレインや最新の走行支援技術によって、さまざまなシーンで扱いやすいモデルへと進化しました。
次に、新型ハイラックスの走行性能と、燃費性能の特徴を詳しく解説します。
新開発パワートレインの特徴
日本仕様では、最高出力204PS・最大トルク500Nmを発生する2.8L直列4気筒ディーゼルエンジンが搭載されています。
圧倒的な低速トルクを誇り、重量物の積載やトレーラーの牽引もこなすパワフルさを備えています。
「1GD型クリーンディーゼルエンジン」と「6速AT」の組み合わせにより、優れた燃費性能とスムーズな走行フィールを両立。
低回転域から力強いトルクを発生するため、オフロードはもちろん、高速道路や市街地でも安定感のある走りを体感できるでしょう。
オフロード性能の進化ポイント
ハイラックス最大の魅力である悪路走破性も進化しています。
ラダーフレーム構造を継承しながらシャシー性能を見直し、走行安定性を向上。
オフロードでの走破性を向上させる「4WDシステム」や「マルチテレインセレクト」なども採用されています。
さらに、「電動パワーステアリング」の採用によって、岩場や未舗装路でのハンドル操作も行いやすくなっています。
オンロードでの乗り心地や静粛性
従来のピックアップトラックは乗り心地が硬いというイメージがありましたが、新型ハイラックスではサスペンションの改良が行われています。
市街地や高速道路での快適性が高められ、長距離移動時の疲労軽減にも配慮されています。
また、車内の遮音性能も向上しており、ディーゼルエンジン特有のノイズが抑えられているという点も特徴です。
気になる実燃費は?WLTCモード11.9km/Lを実現!
2.8Lクリーンディーゼルエンジンと6速ATの組み合わせによってエンジン性能を最大限に引き出すことで、走破性だけでなく燃費性能も向上しました。
力強いトルクによる優れた走行性能を維持しつつ、燃料消費を抑えることで経済面にも配慮した仕様となっています。
さらに、「タイヤ空気圧警報システム(TPWS)」が標準装備されているため、タイヤの空気圧低下による燃費悪化を抑えられるという点も魅力だといえるでしょう。
新型ハイラックスの装備・安全性能
新型ハイラックスには、最新の先進安全装備や快適装備が数多く採用されています。
運転時の安全性を高める機能はもちろん、日常の使い勝手を向上させる機能が充実しているという点も特徴です。
ここでは、注目の安全性能や装備についてご紹介します。
最新の先進安全装備を搭載
新型ハイラックスには、最新世代の「Toyota Safety Sense」が採用されています。
衝突被害軽減ブレーキや車線維持支援機能に加え、低速加速抑制機能や緊急時操舵支援機能なども設定されています。
さらに、車線変更時の危険を知らせる「ブラインドスポットモニター」や、降車時の危険を知らせる「安心降車アシスト」なども搭載され、安全性が大幅に向上しました。
快適装備・利便性の向上
新型ハイラックスは、悪路走破性や積載性能だけでなく、快適性や使い勝手の向上にも力が入れられています。
インパネには大型ディスプレイオーディオを採用し、スマートフォンとの連携機能も充実。ナビや音楽アプリをスムーズに利用できます。
また、シート形状や内装素材の見直しにより、長時間のドライブでも快適に過ごせる室内空間を実現。
さらに、各所に収納スペースを設けることで日常使いの利便性も向上しています。
新型ハイラックスはどんな人におすすめ?
新型ハイラックスは、以下のような方におすすめです。
- キャンプや釣りなどアウトドアを楽しみたい方
- 本格的なオフロード走行を楽しみたい方
- 積載力の高い車を探している方
- 仕事とプライベート両方で使用できる車を探している方
- 最新の安全装備を重視する方
一方で、全幅1,885㎜の大型ボディとなるため、狭い道路や駐車場を頻繁に利用する方はサイズ感を事前に確認しておくと安心です。
従来のハイラックスが持つ耐久性や実用性を維持しながら、快適性や先進性が向上しているため、幅広いユーザーに適しているといえます。
ハイラックスが一台あれば、アウトドアからビジネスまで、あらゆるシーンに対応できます。
まとめ
新型ハイラックスは、9代目へのフルモデルチェンジによって、デザインや走行性能、装備や安全性能の全てが進化しました。
力強いエクステリアや上質なインテリアに加え、電動パワーステアリングや最新の運転支援システムを採用し、オンロード・オフロードの両方で高い性能を発揮します。
さらに、BEV(電気自動車)やFCEV(燃料電池車)など電動化への対応も進められており、今後の展開にも注目が集まっています。

