公開日2025.9.30
【2025年】新型アクアが一部改良|進化ポイントを徹底解説

2025年9月にトヨタを代表するハイブリッド車・アクアが一部改良され、デザインや運転機能、安全装備が進化して登場しました。この記事では、新型アクアの変更点や特徴、価格のポイントを詳しく解説します。新型アクアについて詳しく知りたい方、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
アクアはどんな車?

トヨタ・アクアは、2011年12月に登場したハイブリッド専用のコンパクトカーです。コンパクトカーならではの都市部での扱いやすさや取り回しの良さに加え、ハイブリッド車ならではの低燃費・コストパフォーマンスから、高い人気を誇っています。
現行のアクアは2021年7月にフルモデルチェンジを果たした2代目で、全長・全幅を維持しつつ余裕のある室内空間を実現し、高いバッテリー出力や電気式4WDシステムである「E-Four」の高い走行性能によりの燃費性能を誇っています。安全性能も非常に高く、最新の「Toyota Safety Sense」が標準装備され、安心して運転できます。
新型アクアの進化ポイントを全て解説!2025年9月一部改良
2025年9月の一部改良により、アクアはさらに進化しました。ここでは、一部改良による全ての変更ポイントをご紹介します。
フロントデザイン

新型アクアでは、フロントデザインが大きく変更されました。従来の流線型をベースとしたデザインから、ハンマーヘッドをモチーフとしたシャープなフロントデザインに変更となっています。
フロントライトは「Bi-BeamLEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ」の構成となり、Zグレードでは左右のヘッドランプを繋ぐセンターランプ・LEDアクセサリーランプが追加され、より現代的でシャープな印象に仕上がっています。
その他外観の変更

バックドアにはピアノブラックに塗装されたガーニッシュが追加され、後ろからの外観もシャープに仕上がっています。
また、ドアミラーとシャークフィンアンテナが全ボディカラーでブラック化し、引き締まった印象となっています。
内装装備を変更
新型アクアでは、内装装備がいくつか変更となっています。
マルチインフォメーションディスプレイは、一部改良前の4.2インチから大型化し、7インチのディスプレイが標準装備となります。また、インパネセンタークラスター下部にHDMI入力端子が標準装備となりました。
ディスプレイオーディオは最新のコネクティッドナビ対応のものに変更となり、画質の向上、最新の地図情報の反映やリアルタイムの交通状況の取得、最適なルート検索などが可能となっています。
安全装備を拡充
新型アクアでは、全車標準装備のToyota Safety Senseが最新のものにアップグレードされました。出会い頭による衝突回避機能などを追加した「プリクラッシュセーフティ」、先行車との車間距離設定を4段階に設定できるようになった「レーダークルーズコントロール」、車線内走行時には操舵をアシストする機能を追加した「プロアクティブドライビングアシスト機能」などをはじめ、以下の機能が追加・アップグレードされています。
・ロードサインアシスト
・発進遅れ告知機能
・ドライバー異常時対応システム
・アドバンストパーク
運転のしやすさを向上
新型アクアでは、運転の取り回しをさらに改良するさまざまな機能改善が行われています。
搭載されたのは、ブレーキ直後の車体の揺れを抑えて上質な乗り心地を実現する「スムーズストップ」、運転する度にブレーキホールドを設定する必要がなくなる「電動パーキングブレーキ・ブレーキホールド機能」、ドアミラー全開時の車幅を30mm縮小したことによる取り回しの向上、Powerを切った際にドライブモードの設定を維持する機能で、全て全車標準装備です。
KINTO専用グレードが追加
Z・G・Xグレードに加え、トヨタの新車サブスクサービス「KINTO」専用のUグレードが追加となりました。Uグレードは、Xグレードをベースにアップグレードレディ設計を織り込んでおり、将来的に一部ハードウェアの後付けが可能な設計となっています。
新型アクアのグレード・価格設定

新型アクアのグレード設定と、主な特徴、価格設定は以下のとおりです。
グレード | Z | G | X | U | |
全長・全幅・全高 | 2WD | 4,080 × 1,695 × 1,485 mm | |||
E-Four | 4,080 × 1,695 × 1,505 mm | ||||
燃費 WLTCモード | 2WD | 33.6 km/L | 33.6 km/L | 34.3 km/L | 33.6 km/L |
E-Four | 30.0 km/L | 30.0 km/L | 30.0 km/L | 30.0 km/L | |
価格(税込) | 2WD | 2,824,800円 | 2,654,300円 | 2,486,000円 | 月額17,490円~ |
E-Four | 3,022,800円 | 2,852,300円 | 2,684,000円 | 月額19,360円~ |
新型アクアの魅力を解説
新型アクアには、今回の一部改良以外にもさまざまな魅力があります。アクアの購入を検討している方は、ぜひ以下のポイントを参考にしてみてください。
燃費性能・走行性能
アクアは、ハイブリッド専用車ならではの非常に高い燃費性能を誇っています。WLTCモードにおける燃費は、33.6km/L(2WD、Z・G・Uグレード)となっています。
アクアでは、トヨタの電気式4WDシステムであるE-Fourを選択可能。発進時には4WDで後輪へトルクを配分し、安定した発進を実現する他、定常走行時は2WD、雪道など滑りにくい道では4WDへ切り替えるなど適切な制御による快適な運転が可能です。
また、トヨタのハイブリッド車で初めて「快感ペダル」を搭載。アクセルペダルによる自在な加減速コントロールが可能となり、静かで滑らかな走りやレスポンスの良い減速感が得られます。
室内空間

新型アクアでは、フロントピラーのスリム化とドアミラー位置の再設計などにより、すっきりと見やすい前方視界を確保しています。右左折時にも優れた視界を確保しており、快適なコックピットを実現しています。一部改良にて7インチまで大型化したマルチインフォメーションディスプレイ、軽い力でスマートな操作ができるエレクトロシフトマチックにより、運転手は必要な情報を素早く取得し、無駄な動作を省いて運転に集中できます。
快適な室内空間を実現するためにも、さまざまな工夫が施されています。乗降時には、おむかえ照明&ヘッドランプ一時点灯機能により乗り降りがしやすく、夜間でも車内・周囲の状況を確認しやすくなっています。
直感的な操作で快適な室温にできるオートエアコン&ヒーターコントロールパネルは全車標準装備で、豊富な収納スペースや開口部の広いラゲージスペースにより荷物が多いときにも高い利便性が確保されています。
まとめ
トヨタを代表するハイブリッド専用コンパクトカー・アクアは、高い燃費性能や取り回しの高さ、優れた走行性能が魅力です。2025年9月には一部改良により走行性能・安全性能が進化し、より都会的でシャープなエクステリアへ生まれ変わりました。
トヨタカローラ広島では、アクアの試乗を行っています。気になる方は以下ページから詳細をご確認ください。
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