公開日2025.3.10
RAV4のサイズはどれくらい?5つのグレードの大きさを徹底比較

トヨタでは数多くのSUV車をラインナップしていますが、その中でも「RAV4」は精悍で迫力のあるデザインながらそこまで大きすぎず、扱いやすいという特徴があります。
RAV4には5つのグレードがあり、それぞれ機能性やオプションが異なる他、車体サイズやラゲージスペースの容量も異なります。
そこで今回は、RAV4の特徴をご紹介しつつ、RAV4の車体サイズをわかりやすく比較していきます。
大迫力のSUV!RAV4はどんな車?

RAV4は、トヨタのSUVラインナップの中でもミドルクラスSUVに位置する車種です。スポーティなフォルムと大迫力のフロントフェイスを備えており、街中はもちろん、オフロードなどどこへでも走っていけそうな予感を感じさせます。
そもそもSUVとは「Sport Utility Vehicle」を省略したもので、日本語では「多目的スポーツ車」などと訳されます。セダンやワゴンのような構造による分類というよりは、どんなシーンでも快適な走りを楽しむというスタイルを指す言葉です。
RAV4はSUVの中でもクロスオーバーSUVに属し、街中だけでなくオフロードも快適に走ることを目的に作られています。もちろん、アウトドアに連れ出しても大活躍の性能で、趣味や家族でのお出かけをより楽しいものにしてくれるでしょう。
力強い走行性能
RAV4はSUVらしく、パワフルな走行性能に優れています。RAV4はグレードや仕様によってガソリン、ハイブリッド、プラグインハイブリッド(PHEV)の3つのパワーユニットに分かれています。
ガソリン車では、2.0Lダイナミックフォースエンジンを採用。低燃費でありながら胸のすくような動力性能を持ち、アクセルやブレーキのレスポンスが非常に高くなっています。
ハイブリッド車では、2.5Lダイナミックフォースエンジンを組み合わせた2.5Lハイブリッドシステムを採用。優れた動力性能と低燃費を両立させており、Gグレード・XグレードではWLTCモードにて20.6km/Lを達成しています。
プラグインハイブリッド車では、環境性能に優れた大容量リチウムイオンバッテリーを採用し、モーターが主体となって走行するシステムに仕上がっています。力強い加速を実現しつつ、EV走行距離が飛躍的に伸び、爽快なドライビングを体感できます。
アウトドアにぴったりのラゲージスペース

RAV4は、ミディアムクラスのSUVの中では非常に広いラゲージスペースを備えています。Zグレードを除く全グレードにて580Lの容量があるだけでなく、後部座席使用時でも1,015mmの奥行きがあり、大量の荷物を自由なレイアウトで積み込むことが可能です。
また、助手席オープントレイやグローブボックス、センターオープントレイ、フロントドア・リヤドアポケットなど、あらゆる箇所に使いやすい収納スペースを設けています。ドライバーはもちろん、同乗者も室内で快適に過ごすことが可能です。
RAV4の安全性能
あらゆる場所で快適な走りを楽しめるRAV4は、安全性能についても高い性能を誇っています。
例えば、「ぶつからない」をサポートする「プリクラッシュセーフティ」は、昼夜の歩行者検知はもちろん、自転車運転者(昼)も検知。直進時の衝突回避・被害軽減をサポートすることができます。
他にも、壁などの静止物を検知して衝突被害を軽減するパーキングサポートブレーキ、ヘッドレストや荷物で視界を遮られないデジタルインナーミラーなどを搭載しています。
また、RAV4は全グレードで「セーフティ・サポートカーS<ワイド>」です。ドライバーの安全運転を支援し、事故の発生を抑制することができます。
RAV4のグレード展開
次項よりRAV4のグレードごとの車体サイズについて比較していきますが、その前にグレード展開について押さえておきましょう。
RAV4のグレードは大きく分けて5つあり、その中でもパワーユニット(ガソリン、ハイブリッド)の違いによって分かれていきます。RAV4のグレード一覧は以下のとおりです。
Z | Adventure | G “Z package” | G | X | |||
プラグインハイブリッド | ハイブリッド | ガソリン | ガソリン | ハイブリッド | ガソリン | ハイブリッド | ガソリン |
E-Four | E-Four | 4WD | 4WD | E-Four | 4WD | E-Four | 4WD |
2025年2月現在、Adventureのグレードには特別仕様車の「Adventure “OFFROAD package Ⅱ”」が用意されており、よりオフロード向きのカスタムが可能となっています。
RAV4のサイズは?グレードごとに比較

トヨタ・RAV4のグレードごとのサイズを比較していきます。ラゲッジスペースのサイズ比較もご紹介するので、あわせてご覧ください。
グレード | Z | Adventure | G “Z package” | G / X |
全長(mm) | 4,600 | 4,610 | 4,600 | |
全幅(mm) | 1,855 | 1,865 | 1,855 | |
全高(mm) | 1,695 | 1,690 | 1,685 | |
室内 長/幅/高(mm) | 1,890 / 1,515 / 1,230 | |||
荷室容量(L) | 490 | 580 |
車体サイズが最も大きいグレードはAdventureですが、全高だけならプラグインハイブリッドを採用しているZが高くなっています。車体サイズに関わらず、室内スペースは全グレードで共通です。なお、オプションサイズのタイヤに換装するなどすると数値が変わるため、上記の表は標準のサイズとなります。
荷室の容量はZグレードを除いて580Lとなっており、ミドルクラスSUVとしては非常に広いスペースを確保しています。リヤシートを使用している状態でも奥行きが1,015mmあり、多くの荷物を積み込むことができます。
トヨタの他車種とRAV4のサイズ比較
次に、トヨタのさまざまなSUVとRAV4のサイズを比較してみましょう。なお、どの車種も最もベースとなるグレードで比較しています。
車種 | ヤリスクロス(Xグレード) | RAV4(Xグレード) | ランドクルーザー250(GXグレード) | クラウンクロスオーバー(Xグレード) |
全長(mm) | 4,180 | 4,600 | 4,925 | 4,930 |
全幅(mm) | 1,765 | 1,855 | 1,940 | 1,840 |
全高(mm) | 1,590 | 1,685 | 1,925 | 1,540 |
室内 長/幅/高(mm) | 1,845/1,430/1,205 | 1,890/1,515/1,230 | 1,930/1,600/1,210 | 1,980/1,540/1,170 |
表は左から全長の順に並んでいます。
RAV4は、コンパクトカーであるヤリスの兄弟車であるヤリスクロスよりは間違いなく大きいですが、ランドクルーザー250やクラウンクロスオーバーより全長が短くなっています。一方、クラウンクロスオーバーより全幅と全高では大きくなっており、よりSUVらしいがっしりした体格をしていることがわかります。クラウンクロスオーバーは室内空間の快適さを重視したクラウンの兄弟車ということもあり、室内スペースが特に広くなっています。
まとめ
RAV4はトヨタのSUVの中でも迫力ある外観とSUVらしい走行性能を持ちながら、大きすぎず、日常使いにも問題なく使用できる車です。クロスオーバーSUVとして街中での利用に適しており、快適な走りとスポーティなスタイリングを楽しめます。グレードによってパワーユニットや機能性が異なるため、実際に試乗するなどしてご自身に合うタイプを探してみてください。
トヨタカローラ広島では、RAV4の試乗を行っています。気になる方は以下ページから詳細をご確認ください。
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