公開日2024.12.27
ルーミーってどんな車?特徴・魅力・グレードごとの比較ポイントをご紹介

コンパクトなボディでありながらも広々とした居室空間で、老若男女を問わず人気を集めているトヨタ「ルーミー」。日常的な使い勝手のよさにこだわっており、ファミリーを始めとしたさまざまなユーザーにおすすめです。
今回は、ルーミーの魅力やグレードごとの特徴について、詳しくご紹介します。購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
トヨタ・ルーミーはどんな車?
ルーミーは、トヨタから2016年に登場したコンパクトカーです。コンパクトなサイズの普通自動車ですが、高い車高とこだわり抜かれたレイアウトにより、広々とした室内空間を実現しています。
長く乗り続ける車において、やはり気になるのは内装です。また、家族を乗せて走る場合は、安全性能についても気になるところでしょう。ルーミーにはどのような特徴があるでしょうか。
毎日使うごとに便利な電動“開閉”機能

ドアの開閉に関してどのような機能があるかは、車選びにおける重要なポイントです。ルーミーは後部座席両側電動スライドドアはもちろん、X以外のグレードでは降車時に予約しドアロックをすることで、乗車時に両手がふさがっていても近づくだけでドアがオープンする機能も有します。
すべてのグレードでキーフリーシステムを採用している他、電動スライドドアが閉まり切るのを待たずに施錠の予約ができる機能も利用できます。
どんな人におすすめ?

とにかく使いやすさにこだわったルーミーは、老若男女におすすめの車ですが、特に挙げるならファミリーにおすすめ。高い天井や広々とした空間、前後左右に移動しやすいレイアウト、両側電動スライドドアなどの特徴があり、1人目・2人目のお子さまができたタイミングやシニアの方と暮らしている家庭にぴったりです。
使いやすさとコンパクトさで選ばれることが多いのが軽ワゴン車ですが、軽ワゴンではちょっと小さいかもしれない、5人まで乗車したい、それでも小回りの利く車がいい、という場合にもルーミーは適しています。
ルーミーの価格帯は?
ルーミーには現在、2WD車に5つ、4WD車に3つのグレードが用意されています。
2WD車で最も価格が低いのは「X 2WD」で、税込1,742,000円。最も価格が高いのは「カスタムG-T」で、税込2,257,200円です。グレードごとの特徴については、この後にご紹介します。
ルーミーの使い勝手・安全性能

ルーミーといえば、広々とした居室空間が特徴です。後部座席まで広いスペースを確保しており、室内高は1,355mmもあります。乗車定員である5人が乗り込む場合も、チャイルドシートを設置する場合も、ちょっとした荷物を積み込む場合も、「広さ」がストレスをフリーにしてくれるでしょう。
荷室の広さも注目するべきポイントです。バックドアは開口部が広く、フロア高が低く設計されているため、たくさんの荷物を楽々積み込めます。
万が一に備える充実の安全性能

車を運転する際には安全運転に十分注意する必要がありますが、車にも安全装備が備えられていると安心です。ルーミーにもさまざまな安全装備が備えられており、「衝突警報・事前ブレーキ」「被害軽減ブレーキアシスト・緊急ブレーキ」「ブレーキ制御付誤発進抑制機能」などの機能があります。
なお、安全性能の作動には一定の条件があるため、頼りすぎず、安全運転に努めましょう。
ルーミーの走行性能
長く乗り続けるなら、走りやすさも重要です。ルーミーにおいて、特にピックアップしたいポイントをまとめました。
踏んだ分だけ加速する気持ちのいいエンジン

ルーミーに搭載されているエンジンは発進や加速、坂道走行に十分な性能があり、街中ではアクセルを踏んだ分だけ車がしっかり前進します。アクセルを踏んでもなかなか進まないというシーンは少ないため、街中での走行でストレスを感じることは少ないでしょう。
最小回転半径は軽自動車並み

ルーミーはコンパクトカーとはいえ軽自動車よりは車体が大きいですが、車がどれだけ曲がれるかを示す最小回転半径は軽自動車並みで、かなり小回りが利きます。ルーミーの最小回転半径は4.6mですが、例えばトヨタの軽自動車である「ピクシス エポック」は4.4mです。
見晴らし良好な開けた視界

ルーミーはアイポイントが高めで、運転席からフロントガラスまでの距離も近めなので、視界がよく開けています。死角になるフロントピラーにもガラスを組み込み、安全面にも配慮されています。見晴らしが良好だと運転がしやすく、日常使いに便利です。
自分にはどれが最適?グレードごとの特徴
ルーミーを検討する中で、気になるのはグレードごとの特徴ではないでしょうか。ご自身にはどのグレードが合っているのか、下記を参考に検討してみてください。
2WDと4WD
ルーミーには大きく、2WDと4WDがあります。
ルーミーはアウトドア向けのモデルではないことから、日常使いであれば2WDで十分なことが多いでしょう。一方、4WDは雪道走行や上り坂の走行において2WDよりも明らかな優位性があり、雪国に住んでいる場合は検討する価値があります。
Xグレード
ここから先は、2WD車のグレードをベースにご紹介します。
Xグレードはルーミーの中でもエントリーモデルに属し、基本的な装備に留める代わりに価格を抑えたモデルです。メーターは単眼のアナログメーターで、ヘッドランプはマルチリフレクターハロゲンヘッドランプを採用しています。
運転席・助手席・後部座席の行き来がしやすいフロントシートウォークスルーのレイアウト、SRSエアバッグを始めとした安全装備、鍵の挿入が不要なキーフリーシステムは上位グレードと同じ仕様です。
Gグレード
Xグレードにいくつかの上位仕様を追加したグレードとして、Gグレードが提供されています。
Gグレードでは、2眼のオプティトロンメーターを採用。メーターが自発光するため、視認性に優れています。またヘッドランプはLEDヘッドランプを採用し、夜間の視界を明るく確保することができます。
G-Tグレード
G-Tグレードは、基本的な仕様はGグレードと同じですが、エンジン性能に大きな違いがあります。
G-Tでは、XグレードやGグレードとは区別し、インタークーラー付ターボエンジンを採用。最大トルクに優れるため、よりスポーティな走りを楽しめます。
一方で、燃料消費率(WLTCモード)ではX・Gグレードの18.4km/Lに対し、16.8km/Lと短くなっている点は考慮する必要があります。
カスタムGグレード
カスタムGグレードは、Gグレードよりもさらに高品質な仕様を追加したグレードです。
具体的には、シートがオールブラックに、エアコンシステムのパネルがピアノブラックとなり、高級感が増しています。また、タイヤホイールはアルミホイールにグレードアップし、よりラグジュアリーなルックスを楽しめます。日常使いの中にも、ちょっとしたこだわりで気分を上げたいという方に向いているでしょう。
カスタムG-Tグレード
カスタムG-Tグレードは、G-Tグレードの走りとカスタムGグレードの高級感をあわせたグレードです。
カスタムG-Tグレードではさらに、タイヤ幅が165mmから175mmにアップし、地面との接地面積が拡大。これによりタイヤのグリップ力が増し、きびきびとした加速・減速でよりスポーティな走りが実現します。
まとめ
トヨタ・ルーミーはファミリーに嬉しいさまざまな特徴を備えていますが、「乗りやすさ」に特にこだわっているので、どんな方にもおすすめの車です。コンパクトで軽自動車のような使い勝手のよさがありつつ、広々とした室内空間が欲しいという場合には、ぜひルーミーを検討してみてください。
トヨタカローラ広島では、ルーミーの試乗を行っています。気になる方は以下ページから詳細をご確認ください。
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